令和3年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ問20

<テーマ:ベイジアンフィルタの説明>  

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解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

ベイジアンフィルタ・・・迷惑メールを検出するためのフィルタの一つで、その方法としてベイズ理論を利用しています。

ベイズ理論・・・現実の世界から集められたデータに基づいて推論を行い、データが多ければ多いほど、より確実な推測を引き出せるという考え方の理論です。

[解法]

ベイジアンフィルタでは、利用者が振り分けた迷惑メールと正規のメールから特徴を学習し、特徴的な単語の出現確率などを基に迷惑メールであるかどうかを統計的に判定します。そして、迷惑メールと判定した際には、自己学習して単語の出現率を更新します。

したがって、正解は選択肢「エ」となります。

その他の選択肢については、、以下の通りです。

ア→メール送信元に関するホワイトリスト(許可リスト)による検知手法の説明になります。

イ→SPF(Sender Policy Framework)やDKIM(DomainKeys Identified Mail)などの送信ドメイン認証による検知手法の説明です。

ウ→RBL(Realtime Blackhole List / Realtime Blocking List)と呼ばれるブラックリストによる検知手法の説明です。

[参考]

ベイズ理論の基礎となった「ベイズの定理」は1700年代中ごろにトーマス・ベイズ牧師によって体系化されたが、当時はそれほど役に立つ学問とは思われていなかった、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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