令和3年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ問22

<テーマ:ECCメモリでビット誤り検出と訂正で用いるもの>  

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

ハミング符号・・・2ビットの誤り検出と1ビットの自己訂正ができる誤り制御方式です。データのビット情報から計算されるチェックビットをデータに複数含ませておき、そのチェックビットの値を基に誤りの検出と訂正を行います。

[解法]

ECC(Error Check and Correct)メモリにおいて、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りに対して訂正機能があるのは、ハミング符号を使った検出方式になります。

したがって、正解は選択肢、「エ」となります。

その他の選択肢については以下の通りです。

ア→偶数パリティは、ある一定の単位ごとに検査用に余分につけた冗長ビット(パリティビット)を付加します。この付加したビットも含めてビットの1の個数が偶数になるように冗長ビットの値を決め、検査するときも同様に1の個数をカウントします。ビットの1の個数が偶数であれば誤りがなく、奇数であれば誤りがあると判定します。訂正はできません。

イ→垂直パリティは文字単位にチェックビットを付加し、そのビットによって誤りを検出する方法です。

ウ→チェックサムは誤り検出方法の一つで、データをブロックに分けて、その中のデータを数値として合計し、その合計(又はその一部)をブロックに付加します。検査は、同じ方法で計算した合計が付加されたデータ(チェックサム)と一致するかどうかで確認します。誤りは検出できますが、訂正はできません。

[参考]

偶数パリティは偶数になるように冗長ビットを付加するが、奇数にする方法も存在し、奇数パリティと呼ばれる、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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