テーマ:XMLで記述された画像フォーマット
正解はこちら
解答:ウ
[基礎知識・用語のまとめ]
SVG(Scalable Vector Graphics)・・・Webの標準化団体W3Cで2001年に規格化されました。一般的な画像であるJPEGやビットマップ(BMP)などでは、画像を点の集まりとして表現しているため、写真や絵などのデータ形式としては適していますが、大きく拡大すると図形の輪郭がギザギザになるジャギー(jaggy)が発生します。これに対して、SVGは、点の位置や点を結ぶ線などをデータの中の値から計算して描画するベクタ形式と呼ばれる形式を採用しているため、拡大しても画像が粗くなりません。(ただし、ブラウザがSVG形式に対応している必要があります)
[解法]
「W3Cで使用が定義され、矩形や円、直線、文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述」した画像フォーマットはSVGなので、正解は選択肢「ウ」となります。
その他の選択肢については、以下の通りです。
ア→OpenGL(Open Graphics Library)は2次元/3次元グラフィックスを利用したアプリケーション開発のためのAPI(Application Program Interface)のライブラリで、ハードウェアに依存せずに高速で高精度の画像描画が可能です。Linux/Unix,Windows,macOSなどで使用できる画像フォーマットです。
イ→PNG(Portable Network Graphics)は、Web上でグラフィックスデータを扱うことを考慮して開発された画像フォーマットです。GIF形式よりも圧縮効率が高く、インタレース化や透明化も可能です。48bitカラー画像を取り扱うことができるのも特徴です。
エ→TIFF(Tagged Image File Format)は、ビットマップ画像を圧縮して保存できる画像フォーマットで、タグと呼ぶ識別子を使って、画像データとともに解像度や色数、符号化方式などの属性データもあわせて保存することが可能です。
[参考]
SVGは描画の指示情報がXML形式に記載されているだけなので、突き詰めればテキストエディタでも編集が可能、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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