テーマ:JIS X0164 – 1(ソフトウェア資産管理)の適法範囲
正解はこちら
解答:ア
[基礎知識・用語のまとめ]
JIS X 0164・・・ソフトウェア資産管理のための統合された一連のプロセスの基準を定めた規格で、JIS X 0164-1(プロセス)とJIS X 0164-2(ソフトウェア識別タグ)の2部で構成されています。
[解法]
JIS X 0164-1では、適用範囲として適用分野が想定されています。適用分野の記載には、「この規格は、ソフトウェアの性質に関係なく、すべてのソフトウェア及び関連資産に適用できる」とあり、具体的な例として実行可能ソフトウェア(アプリケーションプログラム、オペレーティングシステムなど)及び非実行可能ソフトウェア(フォント、グラフィック、音声、映像など)に適用可能とされています。また、非ソフトウェア資産への適用については、「適用範囲に入る関連資産は、適用範囲内のソフトウェアの使用又は管理するのに必要である特性を持つ、その他すべての資産である。ソフトウェアの使用又は管理をするのに必要のない関連資産は、いずれも適用範囲外である」とあり、必要な特性を持つハードウェア資産へも適用が可能となっています。
したがって、選択肢「ア」が正解となります。
他の選択肢については、以下の通りです。
イ→ソースコードは非実行可能ソフトウェアであり、適用範囲に含まれているため、この記述は誤りです。
ウ→ソフトウェアであれば、誰が開発したかに関係なく適用範囲に含まれるため、この記述は誤りです。
エ→ソフトウェアであれば、有償か無償かに関係なく適用範囲に含まれるため、この記述は誤りです。
[参考]
JIS X 0164-1はITアセットマネジメント部門とも呼ばれ、アセットとは、資産を管理すること、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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