令和3年度秋期午前Ⅰ 問8についての考察と解法

テーマ:与えられた結果を求める関係演算

正解はこちら

解答:エ

 問題一覧へ

[基礎知識・用語のまとめ]

結合・・・複数の関係を、共通する属性の値をもとに一つの関係にする演算です。

差・・・対象の関係から指定の関係の要素を取り除く演算です。

直積・・・二つの関係のタブるのすべての組み合わせを求める演算です。

和・・・二つの関係の要素の和集合を求めて重複するタプル(行)を取り除く演算です。和演算では、一つの関係の属性の数とドメイン(属性の値が取り得る集合)が同じという条件が成立している必要があります。

[解法]

関係Rと関係S、および関係Xのタプル(行)に注目すると、関係Xのタプルは、関係Rと関係Sのタプルを合わせて、重複するID=0001のタプルを1行にしたものであることがわかります。このような演算は「和」であるので、正解は選択肢「エ」です。

[参考]

タプルという用語は、シングル (single)、ダブル (double)、トリプル (triple)、さらに4つ組のクアドルプル (quadruple)、5つ組のクインチュープル (quintuple) といった、類似の接尾辞をもつラテン語系の英語の並びを抽象化して n タプル (n-tuple) と呼ぶようになったことに由来する、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
感謝!

 問題一覧へ

コメント