令和3年度秋期午前Ⅰ 問10についての考察と解法

テーマ:ARPの説明

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解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

ARP(Address Resolution Protocol)・・・IPアドレスからMACアドレスを取得するプロトコルです。

ICMP(Internet Control Message Protocol)・・・インターネット通信(IPを利用するTCP/IPのパケット通信)で発生したエラーとその原因を伝えるためのプロトコルです。

RIP(Routing Informaition Protocol)・・・ルータなどの通信機器の間で経路情報を交換し、ある地点から別の地点までの最短経路を割り出すのに使われるルーティングプロトコルです。

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)・・・TCP/IP を利用する際の IP アドレスの設定などを自動的に行う,ネットワーク設定用プロトコルです。

[解法]

ARPでは、MACアドレスを取得したいホストが、問い合わせるIPアドレスを格納したARP要求パケットをLAN全体にブロードキャストします。ARP要求を受け取った各ホストは、自分のIPアドレスに対するものかどうかを判断し、問い合わせたIアドレスをもつホストだけがMACアドレスを格納したARP応答パケットを返すという仕組みになっています。

その他の選択肢については、以下の通りです。

イ→IPネットワークにおける誤り制御のためのプロトコルはICMPです。

ウ→ゲートウェイ間のホップ数によって経路を制御するプロトコルはRIPです。

エ→端末に対して動的にIPアドレスを割り当てるためのプロトコルはDHCPです。

[参考]

Address Resolution ProtocolといわれるといまいちピンとこないがARP(アープ)といわれるとピンとくる技術者は意外と多い、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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