令和5年度春期午前Ⅰ 問6についての考察と解法

テーマ:ハッシュ表の探索時間を示すグラフ

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

ハッシュ表探索・・・データの値そのものから計算して格納位置を決め(計算に用いる関数をハッシュ関数といいます)、探索するときも同じ計算方法でデータの値から格納位置を求めてアクセスする探索法です。

シノニム・・・テーブルやビューなどのオブジェクトに対して任意の別名を与えられる機能のことです。 記述の簡易化やセキュリティの向上などの目的で使用されます。 今回の場合、ハッシュ関数を利用しデータの格納場所を決定する際に、同じ値のハッシュ値が複数生じてしまうことを指しています。

[解法]

この問題では「複数のデータが同じハッシュ値になることはない」(シノニムが発生しない)とあるため、表の中のデータの個数にかかわらず、データの値からハッシュ関数で格納位置が一意に決まります。

したがって、探索時間は一定となり、正解は選択肢「エ」となります。

[参考]

ハッシュ関数の主な種類には、「MD5」「SHA-1」「SHA-2」「SHA-3」があるが、 MD5とSHA-1は脆弱性が発見されたため、セキュリティ用途では使われていないのが現状、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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