テーマ:サブミッションポートを導入する目的
正解はこちら
解答:エ
[基礎知識・用語のまとめ]
OP25B(Outbound Port25 Blocking)・・・プロバイダのメールサーバを経由せずにインターネットへ送信されるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)通信(ポート番号25)を遮断するセキュリティ対策です。なお、アウトバウンド(outbound)通信とは、インターネットへ向かう通信を意味します。
[解法]
サブミッションポート(ポート番号587)は、プロバイダが実施しているスパムメール対策のOP25Bと合わせて導入され、SMTP-AUTH(SMTP-Authentication)を使ってメール送信者を認証します。
したがって、選択肢「エ」が正解となります。
その他の選択肢は、以下の通りです。
ア→送信ドメイン認証のSPF(Sender Policy Framework)では、受信側のメールサーバが、送信側のDNSサーバに登録されているSPFレコードを問い合わせて、送信側メールサーバのIPアドレスの適切性を検証します。
イ→送信ドメイン認証のDKIM(Domain Keys Identified Mail)では、受信側のメールサーバーが、送信側のDNSサーバに登録されている公開鍵を用いて、メールに付与されたデジタル署名を検証します。
ウ→POP before SMTPは、メールサーバがメール送信者を認証する仕組みです。SMTPは、当初、送信者認証機能を持っていないことから、認証機能があるPOP(Post Office Protocol)を使って送信者を認証します。
[参考]
現在はメールサーバーもメールクライアントもSMTP-AUTHをサポートするようになったため、POP before SMTPは、あまり利用されない、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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