平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問2

テーマ:CSMA方式のLAN制御

正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

CSMA(Carrier Sense Multiple Access)・・・伝送路にキャリア信号が流れていないことを検出して、データの送信を行う制御方式のこと。

CSMA/CD方式(CSMA with Collision Detection)・・・CD(Collision Detection)とは衝突検知という意味です。通信に衝突が発生した場合は、ランダムな時間待機し、その後、信号を再送します。主に有線LANにて採用されている方式です。

CSMA/CA方式(CSMA with Collision Avoidance)・・・CA(Collision Avoidance)とは衝突回避という意味です。通信経路の利用状況を検知し、未使用状態であれば、データの送信を実行します。(通信状態の場合は、ランダムな時間待機後、再度検知を行います。)主に無線LANにて採用されている方式です。

ランダム時間といっても利用者が意識するような時間じゃなくて、数マイクロ秒とか数ミリ秒程度の時間みたいだね!

トークンパッシング方式・・・送信権を持つメッセージ(トークン)を得た端末がメッセージを発信します。

[解法]

正解以外の回答は以下の通りです。

イ:トークンパッシング方式です。

ウ:CSMA/CD方式の記述であり、衝突後は、一定時間待つ必要がある。

エ:伝送路の使用中にはデータを送信することはできない(共通)。

したがって正解は「ア」です。

[参考]

10Gigabit Ethernetなど新しい規格ではCSMA/CDが正式に仕様から削除されている、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

ここまで読んでくれてありがとう!!
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