平成30年度 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ問10

テーマ:サービス提供者の統括供給者に対する管理責任

正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

JIS Q 20000-1:2012・・・ITサービスマネジメントシステムに関する規格です。JIS Q 20000-1は、サービス提供者に対する要求事項が定義されており、JIS Q 20000-2は、実践のための規範が定義されています。※数年ごとに内容が見直されており、投稿時にはJIS Q 20000-1:2012からJIS Q 20000-1:2020に更新されていました。

[解法]

JIS Q 20000-1:2012の7.2供給者管理では、「再請負契約先供給者が契約上の義務を果たすよう、統括供給者が管理していることをサービス提供者は検証しなければならない」と規定されています。つまり、統括供給者が実施する供給者管理プロセスを、サービス提供者自身の供給者管理プロセスによって管理するということになりますので、正解の選択肢は「ア」となります。

他の選択肢については、以下の通りです。

イ→要員名簿に関する規定はJIS Q 20000-1に存在しません。

ウ→JIS Q 20000-1の7.2供給者管理には、注記1で「供給者管理プロセスの適用範囲には、供給者の選定及びサービスの調達は含まない」と記述されており、供給者管理プロセスの適用範囲外と規定されています。

エ→再請負契約先供給者のパフォーマンスをサービス提供者が直接検証する規定はJIS Q 20000-1には存在しない。

[参考]

JIS Q 20000は ISO / IEC20000という国際規格の日本バージョン、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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