平成30年度 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ問2

テーマ:ITILの管理プロセス

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

ITIL(Information Technology Infrastructure Library)・・・IT サービスマネジメントの成功事例をまとめ、体系化したガイドラインです。 IT サービスを運用する際の標準的なフレームワークとして活用されているほか、理解度や基本的な運用に必要な知識を問う認定試験も実施されています。

可用性・・・システムが継続して稼働できる能力のことです。 サービスの提供が不可能になる状態に陥ることが少なく、安定して利用することができるシステムは可用性が高いと言えます。

[解法]

”ITサービスが必要とされるときに、合意した条件の下で要求された機能を果たせる状態にある能力”とは可用性のことを指しています。

ITTL 2011 editionにおける可用性管理は、ITサービスの可用性のすべての側面を定義・分析・計画・測定・改善し、可用性に関する合意済サービスレベル目標値を順守するための活動です。したがって、正解は選択肢「ウ」となります。

他の選択肢については、以下の通りです。

ア→ITサービスに深刻な影響を与える可能性のあるリスクの管理を行うプロセスです。

イ→すべてのインシデント(ITサービスの計画外の中断、品質の低下など)のライフサイクルを管理するプロセスです。

エ→すべての問題(インシデントの原因)のライフサイクルを管理するプロセスです。

[参考]

ITILではITサービス継続性管理と可用性管理を個別のプロセスと定義しているが、JIS Q 20000では、両者を合わせて「サービス継続及び可用性管理」とし、一つのプロセスとして定義している、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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