平成30年度エンベデッドシステムスペシャリスト 午前Ⅱ問3

テーマ:LEDの不要な点灯を避けるための手続き  

正解はこちら

解答:イ

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[基礎知識・用語のまとめ]

データレジスタ・・・マイクロプロセッサ(MPU/CPU)内部にある、演算や実行状態の保持に用いる記憶素子、、ですが、この問題においては、点灯及び消灯の判定をする値と考えてよいと思います。

方向レジスタ・・・入力および出力を判定するレジスタです。現在の値が0と明記されているため、初期化優先度は低い(後)と考えてよいと思います。

[解法]

問題文中に「システム起動時にLEDの不要な点灯を避けるための手続」とあるため、起動時に方向レジスタ及びデータレジスタの値を消灯とさせるパターンで安定(初期化)させる必要があります。負論理と明記されているため、消灯パターンは電圧がH(1が立った時)を指します。すなわちまずはデータレジスタのすべてのビットをH(FF)にし、次に方向レジスタのビットとH(FF)にすれば、LEDの消灯が安定することになります。したがって正解は「イ」となります。

他の選択肢は以下の通りです。

ア→データレジスタが点灯となるため、不適切です。

ウ、エ→データレジスタの値が不定のときに、方向レジスタが出力指定となり、不要な店頭になる可能性があるので、不適切です。

[参考]

問題文中に負論理と明記されない限り、情報技術者試験では、正論理だと仮定してしまってよい、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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