- テーマ:第1、第2、第3正規形とリレーションの特徴の組合せ
正解はこちら
解答:ウ
[基礎知識・用語のまとめ]
正規形・・・データベースで保持するデータの冗長性を排除し、一貫性と効率性を保持するためのデータ形式です。システムで扱われるデータは、第三正規形までの正規化を行うことが一般的とされます。ただし、正規化の段階には、第1~第5正規形およびボイスコッド正規形を含めた、計6種類の形が存在します。
[解法]
a b c それぞれを解説すると以下のようになります。
a:「どの非キー属性も、主キーの真部分集合に対して関数従属しない」
→第2正規形の特徴です。部分集合とは、元の集合の一部、あるいは全部の要素からなる集合のことで、真部分集合は、部分集合のうち、元の集合の全部の要素からなる集合を除いたもののことを言います。したがって、主キーの真部分集合というのは、主キー全体ではなく”主キーを構成する一部の項だけ”という意味になります。
b:「どの非キー属性も、主キーに推移的に関数従属しない」
→第3正規形の特徴です。”推移的に関数従属する”というのは、ある属性Aが主キーに関数従属していて、別の属性Bが属性Aに関数従属する場合、、属性Bは主キーに推移的に関数従属しているといいます。第2正規形を満たす表のうち、キー出ない項目が他のキーでない項目に関数従属していることがない表は第3正規形となります。
c:「繰返し属性が存在しない」
→第1正規形の特徴です。
したがって、上記の組合せを示している選択肢「ウ」が正解となります。
[参考]
第4正規形及びボイスコッド正規形が一般的でないのは、ビジネスルールに依存しない関数従属性であり、計算機に処理させれば問題ないという考え方があるため、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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