平成30年度エンベデッドシステムスペシャリスト 午前Ⅱ問5

テーマ:データ転送方式に関する記述  

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

シリアル転送方式・・・USB端子等で利用されている方式です。USBのピンは4ピンとなっており、1番ピン:5V電源、2番ピン:-Data、3番ピン:+Data、4番ピン:GNDとなっていて、専用のクロック信号線は存在しません。また、シリアル転送方式におけるビットの順番は、ほとんどの場合、LSB(Least Significant Bit)から転送する方式が採用されています。ただ、MSB(Most Significant Bit)から転送する方式も存在します。そのほか、8bitのシリアルデータを10bitのシリアルデータに変換し、クロック信号を組み込むことによって、高速転送を可能とする符号化方式(8b/10bエンコーディング)を採用している。

[解法]

パラレル転送方式において、高速化を実施しすると単位時間あたりに転送するデータ量が多くなります。そのため、高性能となりますが、データとクロックのタイミング調整が難しくなることを意味します。したがって、正解は「エ」となります。

他の回答については以下の通りです。

ア→シリアル転送方式においては、専用のクロック信号線は存在しないため、誤りです。

イ→8b/10bエンコーディングはシリアル転送方式の符号化方式です。

ウ→シリアル転送方式においては、その多くがLSBからの転送方式を採用していますが、必ずしもLSBから転送されるわけではありません。

[参考]

8b/10bはIBMが開発した高速シリアル転送方式、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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