令和3年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ問2

<テーマ:UMLで表記された組織のデータモデル案>  

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

関連エンティティ・・・DB設計(E-R図)において、多対多のリレーションシップを一対多と多対一の二つのリレーションシップに分解する役割を果たすエンティティのことを指します。交差エンティティと呼ぶケースも存在します。

[解法]

モデルCでは、関連エンティティを使うことで、自由に親子関係を設定することができますが、部の親組織として係を設定することもできるため、制約によって親子関係が循環しないようにする必要があります。したがって、この解釈は妥当であり、正解は選択肢「エ」となります。

その他の選択肢については、以下の通りです。

ア→モデルAは、組織ごとに個別エンティティとなっているため、新しい組織レベルが追加されるとデータモデルを変更する必要があり、この解釈は誤りとなります。

イ→モデルCは、親組織が複数になったとしても対応できるため、この解釈は誤りとなります。

ウ→モデルBでは、複数の子組織を設定できるため、組織エンティティの属性として子組織を持つ形とすると属性数が定まらないため実現できません。従って、外部キーとするのは親の組織コードであり、この解釈は誤りです。

[参考]

モデルA~モデルCの特徴をまとめると以下のようになる、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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