令和3年度秋期午前Ⅰ 問1についての考察と解法

テーマ:接線を求めることによる非線形方程式の近似解法

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解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

ニュートン法・・・f(x)=0の解の近くに近似解の候補として、適当な値x0をとり、(x,f(x))における曲線y=f(x)の接線とx軸との交点を求めます。求めた交点は、初めに決めたx0よりf(x)=0の解に近づくので、これを新たなx0とする。この操作を繰り返し、結果としてf(x)=0の近似解を求める方法をニュートン法と呼びます。

オイラー法・・・微分方程式で与えられた関係式をもとに、xの値に対する推定値を計算し、y=f(x)の近似を行う手法です。

ガウスの消去法・・・連立1次方程式の係数からなる行列を変形することによって、変数を絞り込み、解を求める手法です。

シンプソン法・・・関数f(x)の積分計算を近似する手法です。積分計算は細かく区切った台形の面積の和で近似を行いますが、シンプソン法では関数f(x)を細かく区切った区間ごとに2次関数で近似することによって求める手法になります。

[解法]

他の選択肢は、以下の通り

ア→オイラー法の説明です。

イ→ガウスの消去法に関する説明です。

ウ→シンプソン法の説明です。

[参考]

ニュートン法はニュートン・ラフソン法とも言い、今日のニュートン法(の考え方)はどちらかというとジョゼフ・ラフソンが提唱した形に近い、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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