令和３年度秋期午前Ⅰ 問２１についての考察と解法 - IPA（情報技術者試験）の午前対策

テーマ：バックアップの運用に必要な磁気テープの本数

正解はこちら

解答：ウ

[基礎知識・用語のまとめ]

フルバックアップ・・・ディスク内のすべてのデータを完全に複製することです。

増分バックアップ・・・前回行われたバックアップからの変更や追加されたデータのみ複製するバックアップです。

差分バックアップ・・・初回行ったフルバックアップからの変更や追加されたデータを複製するバックアップです。

本文にあるように、本日が10月31日の場合を想定してみます。4月30日までのデータを復元する場合は、4月1日のフルバックアップテープと、4月2日から4月30日までの差分バックアップのテープが必要になります。

このように考えていくと、4月から10月までのフルバックアップは、4月1日、5月1日、6月1日、7月1日、8月1日、9月1日、10月1日の計7本

同様に、差分バックアップの本数は、4月2日～、5月2日～、6月2日～、7月2日～、8月2日～、9月2日～、10月2日～の計7本

となり、合計14本のテープが必要になることがわかります。

したがって、バックアップの運用に必要な磁気テープの本数は最小で14本となり、選択肢「ウ」が正解となります。

テープバックアップと聞くと少し古い感じがするが、実はGoogleなども利用している現役のテクノロジーである、、、らしい。

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