令和4年度春期午前Ⅰ 問24についての考察と解法

テーマ:投資によるキャッシュアウトをいつ回収できるかを表す指標

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

PBP(Pay Back Period)・・・回収期間法(ペイバック法)とも呼ばれ、投資の判断や評価を行う手法の一つです。投資金額を単位期間ごとに生み出されるキャッシュフローで割り、投資した金額が何年で回収できるかを算出します。

[解法]

キャッシュフローの累計額が投資額と等しくなるまでの期間を算出し、何年後に回収できるかを評価する指標は、PBP(Pay Back Period)です。したがって、選択肢「ウ」が正解となります。

他の選択肢は、以下の通りです。

ア→IRR(Internal Rate of Return:内部収益率)は、ある投資を行ったときに、将来得られる収益を、投資金額の運用利回り(収益率)として表現したものです。 

イ→NPV(Net Present Value:正味現在価値)とは投資対象の事業などが、生み出すキャッシュフロー(すなわち将来予測される利益)の現在価値であるDCF(Discount Cash Flow:割引キャッシュフロー)の総和から、初期投資額を引いた金額のことで、投資効果を評価するための指標です。※これがプラスにならないと投資は利益をもたらさないことを示します。

エ→ROI(Return On Investment:投資収益率)は情報戦略の投資対効果を評価する指標であり、投資額がどれだけの効果を生んでいるかという運用効率を示す指標でもあります。利益額を分子に、投資額を分母にして算出します。

[参考]

不動産の用語では「Pay Back Period(資金回収期間)」は「PB」と略されている、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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