テーマ:エネルギーハーベスティングの説明
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[基礎知識・用語のまとめ]
エネルギーハーベスティング(Energy Harvesting)・・・周囲の環境から太陽光、振動、温度差、風などの微小なエネルギーを収穫(ハーベスト)し、そのエネルギーを電力に変換する技術のことです。
[解法]
周囲の環境から微小なエネルギーを収穫し、多くの電力を必要としないIoTデバイスに供給することで、外部電源を必要とせずにIoTデバイスを動かし続けることができるようになります。
したがって、選択肢「イ」が正解となります。
その他の選択肢については、以下の通りです。
ア→エアコンや冷蔵庫などの比較的電力使用量が多いIoTデバイスの電力使用を最適化するEMS(Energy Management System)技術のことを記述しています。省電力化には貢献できますが、エネルギーハーベスティングとは異なる概念です。
ウ→PoE(Power over Ethernet)供給のことです。コンセントではなくLANケーブルを利用して電力を供給する技術です。Wi-Fiルータやスイッチングハブ、ネットワークカメラの給電方法として用いられます。
エ→NEDOが提唱するノーマリーオフコンピューティングの説明です。ノーマリーオフコンピューティングは、処理が必要ないときは電源をOFFにして、必要な時だけONにすることで省電力化を図る技術であり、IoTデバイスでの活用が期待されています。
[参考]
エネルギーハーベスティングの試験的な実験として、東京駅に歩行者が発電する「発電床」が3回設置された、、、らしい。
※ただし、コストとの採算が取れず、本設置は今も見送られているとのこと。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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