テーマ:前進復帰で障害回復できるトランザクション
正解はこちら
解答:ウ
[この問題が言いたいことを一言でいうと]
障害復帰時によって前進復帰によって回復できるトランザクションを選出せよ
[基礎知識・用語のまとめ]
DBMS・・・データベースを管理し、外部のソフトウェアからの要求に応えてデータベースの操作を行う専門のソフトです。
トランザクション・・・結果の整合性が要求される複数の処理を1つにまとめたものを指します。
ロールフォワード(前進復帰)・・・ある時点 (チェックポイント)で複製したバックアップデータを書き戻し、更新データ (ジャーナル)を反映していって障害発生直前の状態に戻すことを言います。
ジャーナル・・・レシート、履歴などをさしますが、このケースでは、コミット(書き込み)が完了したデータを指します。
ロールバック(後退復帰)・・・ある時点 (チェックポイント)で複製したバックアップデータを書き戻し、対象のデータを更新処理前の状態に戻すことを言います。
[注目点]
チェックポイント通過後に、コミットを完了したデータに関しては、ロールフォワードによって、復旧が可能です。
[解法]
チェックポイント位置とシステム障害発生の位置に注目します。
復旧処理を実行しますとチェックポイントまでデータの状況を戻すことになります。さらにチェックポイント後にコミットが行われたデータを確認しますと、該当データはT4、T5になります。これらのデータは更新データ (ジャーナル)を反映していって障害発生直前の状態に戻します。したがって、正解は「ウ」となります。
[参考]
IT用語では一連の処理を「トランザクション」という言い方で会話が成立するが、経済界でも取引という意味合いで「トランザクション」を使うことがある、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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