テーマ:正味現在価値法による投資効果の評価
正解はこちら
解答:イ
[この問題が言いたいことを一言でいうと]
正味現在価値法を利用した判断が出来ますか。
[基礎知識・用語のまとめ]
正味現在価値法・・・NPV(Net Present Value)法とも呼ばれ、プロジェクトが生み出すと予想される将来のキャッシュフロー(CF)の現在価値合計と投資額を比較し、投資額をキャッシュフローが上回れば投資する意思決定法です。
キャッシュフロー・・・現金(キャッシュ)の流れ(フロー)のことを指します。
[注目点]
3年間の回収合計金額は240万円のため、どれも同じように見えます。しかしながら、2年間でみると、Aは120万円、Bは200万円、Cは160万円となり、Bが一番高いことがわかります。さらに1年間で考えると、Aは40万円、Bは120万円、Cは80万円となりここでもBが最も高いです。
[解法]
正味現在価値法においては、現在価値に換算した将来の回収額の合計が、投資金額を減じた結果から大きければ大きいほど投資効果があるといえます。
参考に記載したように、A~Cに記載した通り、A、B、Cの3つの手法においては、Bが最も投資効果が高いです。
Bの回収金額の評価を割引率5%で計算してみると
1年目:120÷1.05=114.28
2年目:(80÷1.05)÷1.05=72.56
3年目:((40÷1.05)÷1.05)÷1.05=34.55
合計 221.39万円 となり、投資金額220万円を上回ります。
したがって、正解は「イ」です。
[参考]
各シナリオの結果をまとめると以下のようになるため、投資をしないという選択肢も悪くないと考えられる、、、らしい
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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