平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問21

テーマ:IEEE 802.1XとRADIUSを利用する場合の方法

正解はこちら

解答:イ

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[基礎知識・用語のまとめ]

IEEE802.1X・・・ネットワークに接続するコンピュータなどの端末を認証する方法を定めた標準規格の一つです。通信モデルはサプリカント(クライアント)、オーセンティケータ(レイヤ2スイッチ、無線アクセスポイント)、認証サーバ(RADIUSサーバ)の3要素から構成されます。

RADIUSサーバ(Remote Authentication Dial In User Service)・・・リモートアクセスにおいて、集中的にユーザ認証処理を行います。 外部からの不正アクセスを防止するために、アクセスしてきたユーザが本当に利用権限を持つ者なのかを確認します。

[解法]

無線アクセスポイントがRADIUSサーバーと通信する場合はアクセスポイントをRADIUSクライアントとして動作させ、EAPOLとRADIUSの変換を行う必要があります。したがって、正解は「イ」となります。

その他の回答には以下の誤りがります。

ア→PCにはサプリカントが実装されるが、サプリカントはオーセンティケータとの間でEAPOLによって認証情報を行うため、RADIUSクライアントの機能を持つ必要はありません。

ウ→アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのサプリカントではなく、オーセンティケータを実装します。

エ→サーバにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータではなく、認証機能を実装します。

[参考]

IEEE 802の802は1980年の2月に学会が発足したためにつけた数字であり、それ以上の意味はない、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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