テーマ:分散システムの保守
正解はこちら
[基礎知識・用語のまとめ]
MTBF(Mean Time Between Failures)・・・平均故障間隔のことです。故障回復後に次の呼称が発生するまでの平均時間を指します。
MTTR(Mean Time To Repair)・・・平均修理時間のことです。故障発生から回復までの平均時間を指します。
ごっちゃになっちゃう人が多いみたい。片方の断片的な意味を覚えておくだけでもだいぶ違うわよ 例:BF(Between Failures:故障間隔)
[解法]
システムが分散している場合、1か所の保守センターで対応する形をとると、遠隔地の故障対応を行う場合に移動や人員の手配にどうしても時間がかかります。このため、保守センタを分散させることで、故障発生から対応までの時間(MTTR)を短縮することができます。
したがって、正解は「ウ」となります。
その他の回答については、以下の通り。
ア→遠隔保守を実施すれば、移動時間をなくすことができるという観点から、MTTRの短縮には大いに効果が見込めますが、MTBFが長くなるわけではありません。
イ→故障発生時の機器の修理は、MTTRに影響しますが、MTBFを長くするものではありません。
エ→予防保守の実施は、MTBFを長くする効果はありますが、MTTRを短くするものではありません。
[参考]
ネットワーク(セキュリティ)用語には、MTTD(検出までの平均時間)、MTTR(レスポンスに要する平均時間)なんかもある、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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