平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問9

テーマ:LDAPの説明

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)・・・コンピュータ毎、アプリケーション毎に個別に管理されるユーザー情報を組織全体のディレクトリ情報として格納し、統轄的に管理するサーバにアクセスするためのプロトコルです。

X.500・・・国際電気通信連合電気通信標準化部門が開発した電子ディレクトリ・サービスに関するコンピュータネットワーク標準規格のシリーズです。

ルートDSE(Directory Server Entry)・・・ディレクトリ情報ツリーの最上位に位置するエントリーで、名前を持たず、概念的エントリサーバ固有情報を所有します。

[解法]

ア→LDAPは文中にあるOSIのX.500シリーズに機能を追加したものではなく、仕様を簡略化したものであるため誤りです。

イ→ルートDSE(Directory Server Entry)は、最上位サーバではなく、ディレクトリ情報ツリーの最上位に位置するため誤りです。

ウ→正しい記述です。LDAPはRFC 4511として標準化され、ディレクトリツリーへのアクセス手順やデータ交換フォーマットを規定しています。

エ→LDAPは、通常TCP通信(ポート:389)を使用して、通信の信頼性を確保しますので、誤りです。

したがって、「ウ」が正解です。

[参考]

徐々にではあるが、クラウドでホストを管理する仮想LDAP(VLDAP)が導入され始めている、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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