テーマ:ITILにおける保守性を表す指標
正解はこちら
解答:エ
[基礎知識・用語のまとめ]
可用性管理・・・ITIL 2011 editoinにおいて、事業と顧客に利益を提供できるように、費用対効果の高い方法を使ってIT寛容の信頼性や稼働率を維持することを言います。可用性とは、利用者が必要な時に必要な情報を確実に利用できるソフトウェアやサービスの特性であり、可用性管理では、この可用性のほか、信頼性や保守性などを表す重要業績評価指標(KPI)が定められています。
[解法]
保守性を高めるためには、保守によってサービスが停止している時間を短縮すればよく、ITILでは、サービスが停止してから利用者が利用できる状態に回復するまでの平均時間を平均サービス回復時間(MTRS:Mean Time to Restore Service)と呼びます。
したがって、選択肢「エ」が正解となります。
他の選択肢については、以下の通りです。
ア→一定時間内のサービスの中断回数が少なくても、一回当たりの中断時間が長ければ保守性は低いといえるので、指標には該当しません。
イ→平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failures)はハードウェア又はシステムが故障から回復してから次に故障するまでの平均時間で、信頼性を表す指標です。
ウ→平均サービス・インシデント間隔(MSBSI:Mean Time Between Service Incidents)はサービスが停止してから次に停止するまでの平均時間で、MTBFと同様に信頼性を表す指標です。なお、MTBFには停止中の時間は含まれませんが、MTBSIには停止中の時間も含まれる違いがあります。
[参考]
KPIのほかにKGI、OKR、KFS(CSF)などの指標がある、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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