令和4年度秋期午前Ⅰ 問4についての考察と解法

テーマ:2段のキャッシュを持つシステムキャッシュシステムのヒット率

正解はこちら

解答:エ

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[この問題が言いたいことを一言でいうと]

2次キャッシュメモリのヒット率の計算せよ

[基礎知識・用語のまとめ]

キャッシュメモリ・・・頻出データなどを一時的に保存しておき、処理高速化を行うためのメモリを指します。

L1、L2、L3・・・LはLEVELの頭文字です。L1キャッシュメモリにヒットしない場合は、L2、L3、主記憶(メモリ)と検索範囲を広げていく方式が一般的です。

[注目点]

L1キャッシュにあるデータはすべてL2キャッシュにあるものとする」ということから、L1でヒットしない場合はL2の検索を開始する仕組みであるということがわかります。→ヒット率0.95以上ということが読み取れます。

この一文に気が付けるか否かで明暗が分かれるぜ!

[解法]

①1段目でのL1キャッシュのヒット率は 0.95 です。

②L1ヒットしない場合のヒット率は 1 – 0.95 = 0.05 です。

L1でヒットせず、かつL2でヒットする場合は

0.05(L1はずれ)×0.6(L2当たり) = 0.03 です。

①+② で 0.98 となり、正解は「エ」となります。

[参考]

L1キャッシュが自分の机とすればL2キャッシュは本棚など(L3キャッシュは資料室や図書館)に例えられる、、らしいです。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw

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