平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問1

テーマ:高速無線通信における多重化方式

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

CCK(Completementary Code Keying)・・・4相偏移変調と拡散符号を組み合わせることによって1シンボル(伝送データの最小単位)当たりの複数ビットの割り当てを行う変調方式です。IEEE802.11bの無線LANで採用されており、最大11Mビット/秒の伝送速度を実現します。

CCKが一般化されるまでは、802.11bにおいてDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)という伝送方式(2Mbit/秒)が採用されていたそうよ

CDM(Code Division Multiplexing)・・・通信技術の一種であり、信号を拡散した際に、拡散符号がつけられて、それを受信側で同じ拡散符号を使用し、復元しないとデータが読み取れない仕組みとなっています。主に携帯電話などで利用されています。

もともと軍の機密情報のやり取りに使われていたみたいだね!

OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)・・・高速無線通信で使われている通信方式です。特徴としてデータ信号を複数のサブキャリアに分割し、各サブキャリアが互いに干渉しないように配置を実施します。

TDM(Time Division Multiplexing)・・・時間をごく短い一定時間に分割し、それを複数の通信に割り当てて、1本の伝送路を複数通信で同時に利用する方式です。時分割多重通信といわれることもあります。

[解法]

知識問題ではありますが、(2023年現在)IEEE802.11a、IEEE802.11n、IEEE802.11acなどで採用されている方式のため、無線関係を扱う方は、見かける用語だと思います。

したがって、正解は「ウ」です。

[参考]

OFDMはFDM(周波数分割多重化)を改良されて体系化された技術、、、らしいです。

 

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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