テーマ:タスクを排他的に制御するリアルタイムOSの機能
正解はこちら
解答:イ
[基礎知識・用語のまとめ]
セマフォ・・・コンピュータで並列処理を行う際に、同時に実行されているプログラム間で資源(リソース)の排他制御や同期を行う仕組みの一つです。(当該資源のうち現在利用可能な数を表します)資源を獲得しセマフォを減じる処理を「P操作」、資源を解放しセマフォを加える処理を「V操作」と言います。
[解法]
I2C(Inter-Integrated Circuit)は、1枚の基板上などの近い距離で複数のデバイスをバスに接続し、それぞれのデバイスとの間でシリアル電装による通信を行うインターフェースです。I2Cに接続された二つのセンサの値を読み込むタスクの排他制御には、同時に実行されているタスク間の排他制御や同期を行う仕組みであるセマフォを使用するのが適切です。
したがって、選択肢「イ」が正解となります。
その他の選択肢については、以下の通りです。
ア→キューは、先に入ったデータを先に処理する、先入れ先出し(FIFO)のデータ構造で待ち行列とも呼ばれます。
ウ→マルチスレッドは、OSの実行単位であるプロセスをさらに分割化したスレッドを単位として、並列処理する仕組みを指します。
エ→ラウンドロビンは、実行可能状態になったタスクに対して、一定のCPU時間を順に与えるタスクスケジューリング方式です。
[参考]
P操作とV操作の「P」「V」はオランダ語の頭文字からきている、、、らしい
※諸説あり
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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