平成30年度エンベデッドシステムスペシャリスト 午前Ⅱ問23

テーマ:実験計画法のテストケース  

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

実験計画法・・・実験を効率よく行うためにデータをサンプリングする方法で、1920年代にイギリスの統計学・進化生物学者のフィッシャーが農業試験のために、考案したといわれています。

[解法]

問題文にあるように、テスト対象のデータ項目から任意に二つのデータ項目を選んだ場合、それらがとる状態のすべての組み合わせが、必ず同一回数ずつ出現ずつ出現するように基準を定めます。

その後、表にある8件のテストケースの候補から、最少でいくつの採択をすればよいかを考えます。

まずは、テスト対象のデータ項目から任意に二つのデータ項目を選ぶので、例として、学籍番号と科目コードを選択することとします。二つのデータ項目がとる状態のすべての組み合わせを表で記すと以下のようになり、この中でデータ項目がとる状態のすべての組み合わせが一回ずつ出現して、しかも最小になるのは、そのうちの4つとなります。(網掛け部分)

したがって選択肢「ウ」が正解となります。

[参考]

実験計画法を考案したロナルド・フィッシャーはほかの学術分野[数学(主に統計学)や遺伝学者・進化生物学]でもあらゆる実績を残し、晩年にはナイトの称号を受勲した、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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