令和3年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ問15

<テーマ:入れ子ループ法における計算量>  

正解はこちら

解答:エ

問題一覧へ

[基礎知識・用語のまとめ]

タプル・・・複数の構成要素からなる組を総称する一般概念であり、カタカナ語としては主に計算機科学において順序付けられた対象の並びを表すために用いられます。
n 個でできた組を英語で「n-tuple」と書くことに由来し、日本語に訳す場合、通常「n 組」とし、タプルの概念そのものも組と呼ばれます。

[解法]

タプル数nの表二つをそれぞれA、Bとします。入れ子ループ法による結合操作では、まず外側のループでAから1タプルを取り出し、次に内側のループでBのタプルを一つずつ取り出してAタプルとの比較を行います。つまり、Aの1タプルに対して、Bのnタプルを比較し、これをAのすべての(n個)のタプルに対して繰り返します。

したがって、入れ子ループ法の計算量はn×n=n2となって、O(n2)の選択肢「エ」が正解となります。

[参考]

C#、C++、Haskell、ML、Python、Scala、TypeScript といった多くのプログラミング言語にタプル型(というデータ型)がある、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
感謝!

問題一覧へ

コメント