<テーマ:多版同時実行制御(MVCC)の特徴>
正解はこちら
解答:ウ
[基礎知識・用語のまとめ]
多版同時実行制御(MVCC:Multi Version Concurrency Control)・・・データベースの処理性能を向上させる制御方式の一つです。通常、あるトランザクションによって更新中のデータは、排他制御によって他のトランザクションからの参照が制限されます。しかし、MVCCを使用したデータベースでは、更新前のスナップショット(データベースの一時的なコピー)を他のトランザクションが参照できるため、排他制御による待ちを回避して、データの読み込みが可能となります。
[解法]
MVCCを使用したデータベースでは、更新前のスナップショット(データベースの一時的なコピー)を他のトランザクションが参照できるため、排他制御による待ちを回避して、データの読み込みが可能となります。したがって、選択肢「ウ」が正解となります。
その他の選択肢は以下の通りです。
ア→MVCCを使用していても明示的なロックをかけることは可能であるため、この記述は誤りです。
イ→MVCCを使用したデータベースでは、アプリケーションプログラムはデータアクセスの対象となる版を意識することなくデータを操作できるため、この記述は誤りです。
エ→MVCCはデータベースの処理性能を向上させる制御方式であり、デッドロックを回避する技術ではないため、この記述は誤りです。
[参考]
MVCCを実現するためには、すべてのトランザクション処理の順序を記録する必要があるため、タイムスタンプやトランザクションIDなどを用いて順序を管理する、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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