<テーマ:第1正規系から第5正規形までの正規化>
正解はこちら
解答:ウ
[基礎知識・用語のまとめ]
正規化・・・データの冗長性を排除し、データの操作による不整合の発生を抑止するためにデータを正規形にすることです。正規形には第1正規形から第5正規系までの種類があり、高次の正規系になるほどデータの不整合などの更新時異常が発生しにくくなります。
[解法]
正規化を行う際に、分解した後の関係を自然結合することで、元の関係を復元できることを情報無損失分解といいます。第2正規形より高次の正規化は、従属性に基づく分解であるため、情報無損失分解ですが、第一正規形に分解する場合は、繰返し属性をスカラ値(単一の値)となるように分解するため、分解した後の関係を自然結合しても元の関係に復元できず、情報無損失分解になりません。
また、ボイス・コッド正規形より高次の正規化は、正規化する際に候補キーを分解するため、すべての関数従属性を保存することはできません。さらに関数従属性、多値従属性、結合従属性の間には関数従属⊂多値従属性⊂結合従属性という包括関係があり、関数従属するなら多値従属し、多値従属するなら結合従属します。したがって、関数従属性が保存できないということは、多値従属性と結合従属性が保存できないと表現することもできます。
上記の理由から、選択肢「ウ」が適切となります。
[参考]
正規形の条件と特徴をまとめると、次の表のようになる、、、らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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