令和3年度データベーススペシャリスト 午前Ⅱ問7

<テーマ:トランザクションの隔離性水準>  

正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

トランザクション隔離水準(isolation level)・・・トランザクションのACID特性の隔離性(Isolation)に関する概念で、複数のトランザクションが同時に実行された場合、トランザクションのデータ操作に影響を与え合う度合いを定義しています。トランザクションの隔離性水準には4段階(READ UNCOMMITTED、READ COMMITTED、REPEATABLE READ、SERIALIZABLE)があり、影響を与え合う度合いが少なくなるほど、待ちが多くなり、性能が低くなる可能性があります。

[解法]

トランザクションの隔離性水準をまとめると、以下のようになります。

したがって、問題の(1)、(2)に該当する選択肢「ア」が正解となります。

[参考]

隔離性水準は標準SQL(JIS X 3005)では、既定値がSERIALIZABLEとなっていますが、多くのRDBMSでは既定値は、READ COMMITTED(又は同等の内容)であることが多く、SQL文のSET TRANSACTION文でトランザクションごとに指定可能、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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