令和３年度春期午前Ⅰ 問２７についての考察と解法 - IPA（情報技術者試験）の午前対策

テーマ：”超スマート社会”実現への取組み

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解答：イ

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[基礎知識・用語のまとめ]

Society 5.0・・・狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)に続く新たな社会を目指すもので、第5期科学技術基本計画において、政府が目指すべき未来社会として提唱しているものを指します。

[解法]

政府が推進している「超スマート社会」でがIoTですべての人と物がつながり、様々な知識や情報が共有され、AIやロボット技術を活用し、今までにない価値を生み出すことで経済の発展と社会的課題の解決を両立するとされています。この取り組みは、Society 5.0 と呼ばれているため、正解の選択肢は「イ」となります。

その他の選択肢については、以下の通りです。

ア→e-Govとは総務省行政管理局が運営する総合的な行政情報ポータルサイト(電子政府の総合窓口)のことです。

ウ→Web 2.0とは、ティム・オライリーが提唱した次世代のインターネットの概念を象徴する言葉です。従来のWebサービスをWeb 1.0、新しいサービスや技術を利用したWebサービスをWeb 2.0と区別して呼んでいます。

エ→ダイバーシティ社会とは、国籍、年齢、性別、宗教観などの多様性（ダイバーシティ）を尊重し、積極的に活用していく社会を指します。