令和4年度春期午前Ⅰ 問18についての考察と解法

テーマ:アーンドバリューマネジメントによる完成時総コスト見積

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

アーンドバリューマネジメント(EVM:Earned Value Management)・・・プロジェクトのコストとスケジュールに関して、計画と実績を対比しながら一元的に管理する手法です。EVMでは、主に次の三つの指標を使って、コスト差異=EV-AC、スケジュール差異=EV-PVなどを求めて管理を行います。

①プランドバリュー(PV:Planned Value 計画価値)

②アーンドバリュー(EV:Earned Value 獲得価値)

③実コスト(AC:Actual Cost)

他にも完成予想時総予算(BAC:Budget At Completion)、完成時総コスト見積(EAC:Estimate At Completion)などがあります。

[解法]

問題では、10日間のプロジェクトの真ん中の5日目の結果が示されていますが、計画通り進まず、アーンドバリューEV=40万円、実コストAC=60万円という結果で、40前ン円の価値を獲得するのに、1.5倍のコストが実際には必要になったことを示しています。

完成時総予算は100万円なので、現在のコスト効率(1.5倍)が続くとすれば、

100×1.5=150万円

のコストがh地用になります。したがって、完成時総コストの見積もりとしては、選択肢「エ」が正解となります。

[参考]

EVM手法の考え方の基本は、プロジェクト管理を「時間」ではなく「コスト」で考えることにある、、、らしい

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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