テーマ:システム要件定義プロセスにおけるトレーサビリティ
正解はこちら
解答:エ
[基礎知識・用語のまとめ]
トレーサビリティ(追跡可能性)・・・システム要求定義のプロセスにおいて、提示した要求が開発工程の各段階でどのように変更され、その変更が最終的にシステムのどの部分で実装・テストされたのかを追跡できるようにすることを指します。
[解法]
トレーサビリティとは、追跡可能性と訳されるように、システム要求定義のプロセスにおいて、提示した要求が開発工程の各段階でどのように変更され、その変更が最終的にシステムのどの部分で実装・テストされたのかを追跡できるようにし、品質を検品します。したがって、選択肢、「エ」が正解となります。
その他の選択肢は以下の通りです。
ア→移行マニュアルや運用マニュアルが文書化されていることで、移行性や運用・保守性は確認できますが、トレーサビリティの確保とは無関係です。
イ→調達先の管理の記述であるため、サプライチェーンマネジメントに関する説明となります。
ウ→結合度に関する説明です。
[参考]
モジュール結合を弱いものから強いものに並べると、
データ結合
スタンプ結合
制御結合
外部結合
共通結合
内容結合
となり、モジュール結合度が強いとモジュールの変更が他のモジュールにも影響を与え、修正の工数が増加するため、モジュール結合度は弱いほうが良いとされています。
モジュール間に相互依存関係が存在すると、片方のモジュールを修正するともう片方のモジュールも修正が必要となり、仕様変更が困難になることがあります。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
ここまで読んでくれてありがとう!!
感謝!
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