平成30年度エンベデッドシステムスペシャリスト 午前Ⅱ問15

テーマ:ROMにアクセスできるメモリアドレスの範囲  

正解はこちら

解答:ウ

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[基礎知識・用語のまとめ]

チップセレクト信号・・・複数の素子を接続している場合にどの素子からの読書きを行うのか指定するための信号を言います。また、アドレスを調べてチップセレクト信号を送る回路を「アドレスレコーダ」と呼びます。

LSB・・・最下位ビットのことを指します。2進数では左の桁に配置されるビットを上位ビット、右側の桁に配置されるビットを下位ビットと呼びます。

[解法]

A0がLSB(Least Significant Bit:最下位ビット)であるので、A15~A14が上位ビットとなります。

チップセレクト信号には〇印がついているので、Lowの時にセレクトされると考えるとA14とA15のNOR回路の出力がLow(0)になったときに、ROMが選択されます。NOR回路では、入力のどちらか一方または両方がHighになったときに出力がLow(0)となるため、メモリアドレスの範囲は、4000~FFFFまでとなり、「ウ」が正解になります。

[参考]

メモリ関連の信号については、チップセレクト信号の他にも、OE信号(出力イネーブル信号)などがある、、、らしい。。。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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