平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問14

テーマ:URLのTCPポート番号

正解はこちら

解答:エ

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[基礎知識・用語のまとめ]

URL(Uniform Resource Locator)・・・インターネット上に存在する情報資源(文書や画像など)の場所を指し示す技術方式です。

ウェルノウンポート・・・TCP/IPによる通信で利用されるTCPやUDPのポート番号のうち、著名なサービスやプロトコルが利用するために予約されている0番から1023番のことです。

ポート21・・・FTPのために予約されたポート(コントロールポート)です。FTPはデータ転送の20番のポートと区別されます。

FTP(File Transfer Protocol)・・・クライアントとサーバ間で、ファイルのアップロードやダウンロードを行うときに使われるプロトコルです

ポート80・・・HTTPのために予約されたポートです。

HTTP(Hypertext Transfer Protocol)・・・WebサーバとWebブラウザの間で、Web情報をやりとりするためのプロトコルです。

ポート123・・・NTPのために予約されたポートです。

NTP(Network Time Protocol)・・・あらゆる機器の時刻情報を同期するためのプロトコルのことです

ポート443・・・HTTPSのために予約されたポートです。

HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)・・・SSL(暗号化通信)によってセキュリティを高めたhttpのことです。 httpsにすることで、通信経路での第三者による情報の盗聴や改ざんのリスクを防止できます。

[解法]

URL上のパラメータ123をポートと誤解させるひっかけ問題です。通信ポートを指定する場合は末尾に:<port>(コロンとポート番号)を加えることで、明示的に指定することが可能となります。

問題にあるURLではポートが未指定の状態となりますので、httpsのウェルノウンポートである443が通信によって利用されます。

したがって正解は「エ」になります。

[参考]

Web作成の話をするときは、URLではなくURIという言葉でまとめてしまえば、不要なトラブルを回避できる、、、らしい。

URLはあくまでも場所を示す情報であって、名前そのもののことではないということね!

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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