平成30年度 ITサービスマネージャ 午前Ⅱ問18

テーマ:クラッシングの例

正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

クラッシング・・・スコープを変更せず、クリティカルパス上の作業に対して、コストを積み増すことで、その作業のスケジュールを短縮させ、遅延を解消する方法です。

ここでのコストの積み増しとは、人的資源などのお投入を指すぜ!
クリティカルパス上の作業で、1人月の遅れがあるとすれば、1か月間一人だけ人数を増やして解消するイメージよ!

ファストトラッキング・・・スコープを変更せず、先行作業が完了する前に並行して後続作業を進めることで、スケジュールを短縮させる手法です。

[解法]

プロジェクトでクリティカルパス上の作業に遅延が生じた場合、何らかの対策を講じる必要があります。代表的な遅延回復方法として、クラッシングとファストトラッキングがり、クラッシングにについて的確に説明をしている選択肢「ア」が正解となります。

その他の選択肢については、以下の通りです。

イ→クラッシングは、コストを削減するための手法ではなく、コストを積み増してスケジュールを短縮する手法です。

ウ→クラッシングは、プロジェクトの完了予定日を守るためにスケジュール遅れを挽回する手法で、完了予定日を延期するものではありません。

エ→ファストトラッキングの説明であるため、誤りです。

[参考]

ブルックスの法則(スケジュールに遅延を引き起こしているソフトウェア開発に要員を追加しても、スケジュールはますます遅延するというもの)もあながち間違いではないため、クラッシングを実際に行うには度胸も必要、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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