令和3年度秋期午前Ⅰ 問13についての考察と解法

テーマ:否認防止に関する情報セキュリティの特性

正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

否認防止(non-repudiation)・・・主張された事象又は処置の発生、およびそれらを引き起こしたエンティティを証明する能力です。

可用性(availability)・・・システムを停止することなく継続稼働できることを言い、障害が発生しても影響を小さく抑え、復旧までの時間が短いことを指します。長い時間システムを稼働し続けられることを「可用性が高い(High Availability)」といいます。

機密性(confidentiality)・・・正当な権限を持った者だけが情報に触れることができる状態、また、そのような状態を確保・維持することを指します。

信頼性(reliability)・・・一定の条件下においてシステムが正常に稼働し、サービスを安定的に提供しつづけられるかを測るための指標です。壊れにくさとして扱われることもあります。

[解法]

ある利用者があるシステムを利用したという事実を証明可能にすることは、否認防止に該当します。したがって、正解は「ア」となります。

その他の選択肢については以下の通りです。

イ→可用性の特性に関する記述です。

ウ→機密性の特性に関する記述です。

エ→信頼性の特性に関する記述です。

[参考]

否認防止にの代表例はディジタル署名があげられ、システム利用時に利用者の署名を含む記録を残しておくことにより、事実の証明を可能にする、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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