平成30年度ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ問13

テーマ:SDNに関する記述

正解はこちら

解答:イ

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[基礎知識・用語のまとめ]

OFN(Open Networking Foundation)・・・OpenFlowの標準化を進めている非営利団体。2011年に設立。

SDN(Software-Defined Networking)・・・ネットワークの構築や設定をソフトウェアによって管理・制御をする考え方、および技術の総称です。構成をアプリケーションプレーン、コントロールプレーン、データプレーンの3層によって決定づけるのが特徴です。

アーキテクチャの図は以下を参照してください。

Open Flow・・・SDNを実現する技術の1つで、ネットワーク機器を1つの制御装置で集中管理して、複雑な転送制御を行ったり、柔軟にネットワーク構成を変更できる技術のことです。前述のONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めています。

サウスバウンドインターフェース(Data-Controller Plane Interface)・・・インフラストラクチャーからネットワークの状態に関する情報を処理し、それをコントローラーに転送するインターフェースです。

[解法]

選択肢「イ」以外は以下の誤りがあります。

ア→OpenFlowはOpenFlowコントローラとOpenFlowスイッチとの間でメッセージ交換を行うためのプロトコルです。

ウ→アプリケーションがコントローラに指示を出すのは、Application-Controller Plane Interfaceです。

エ→ネットワーク機器に指示を出すのは、アプリケーションではなくコントローラです。

そのため「イ」が正解となります。

[参考]

SDNやOpenFlowと聞くと、最新技術のような印象を受けるが、表に出ていないだけで実用化に向けた動きは2008年ころからあった、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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