<テーマ:CAP定理>
正解はこちら
解答:エ
[基礎知識・用語のまとめ]
CAP定理・・・分散コンピュータシステムを構成するノード間の情報複製において「一貫性(整合性)(Consistency)」、「可用性(Availability)」、「分断耐性(Partition tolerance)」の三つの保証のうち同時に満足できるのは二つまでであり、すべてを同時に満足することはできないという定理です。
[解法]
分散システムにおいて、整合性、可用性、分断耐性の三つの保証のうちの同時に満たせるのは2つまでなので、正解の選択肢は「エ」となります。
なお、二つの保証の組合せによって、CA型、CP型、AP型の3つのパターンに分類されます。(分散されていない単一のRDBMSはCA型、2相コミットメントを用いて一貫性を重視した分散データベースはCP型、NoSQLなどを使用した一貫性よりも性能を重視する分散データベースはAP型となります。)
その他の選択肢については、以下の通りです。
ア→NoSQLなどで適用されている、結果整合性(eventual consistency)に関する説明です。
イ→トランザクション処理におけるACID特性の一貫性(C)に関する説明です。
ウ→トランザクション処理における直列可能性に関する説明です。
[参考]
CAP定理は「Consistency」「Availability」「Partition tolerance」の頭文字をとっているが、提唱したエリック・ブリュワー氏の名前から「ブリュワーの定理」とも呼ばれる・・・らしい。
利用させていただきました素材へのリンク
うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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