平成30年度エンベデッドシステムスペシャリスト 午前Ⅱ問16

テーマ:3ステートバッファを使ったランプ回路  


正解はこちら

解答:ア

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[基礎知識・用語のまとめ]

3ステートバッファ・・・バッファ回路の出力が3通りの状態(スリーステート)のどれかを採れる回路です。3通りとは、「1」、「0」、それから「高インピーダンス状態(Hi-Z)」です。

 スリーステート・バッファ回路は、信号入力端子と信号出力端子のほかに、制御入力端子を備えています。制御入力が「1」のときは、信号入力の値に関係なく、出力は「高インピーダンス状態」となります。具体的には、出力端子が配線と電気的に切り離されます。

[解法]

ランプの駆動にNPN型トランジスタを用いているので、トランジスタのベース入力がエミッタ間の電圧(VBE 0.8V)より高いとき(Highレベルのとき)、トランジスタがONになり、ランプが点灯します。ベース電力を高くするためには、信号AとBがHighである必要があるため、「ア」が正解となります。

[参考]

信号Aは3ステートバッファの制御端子の信号であり、信号AがHighレベルの時、信号Bはそのまま出力されます。また、信号AがLowレベルの時、信号Bは出力側と切り離された状態になります。

出力がHigh、Low、ハイインピーダンス(切り離された状態)の3つになることから、「3ステートバッファ」という、、、らしい。

利用させていただきました素材へのリンク

うさちゃこちゃんねる様 https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw  

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